凪の箱庭

不妊治療をやめたユルいオタクの雑記ブログ

チェシャの話

プスがいなくなってしまって悲しみは癒えないけど、実家では早速変化がありました。

プスと一緒に産まれてうちのこになったチェシャ、子猫の頃は仲良しだったのに、大きくなるにつれて険悪になってしまって残念だったんだけど、どっちもが超甘えん坊なので、反目してしまったのかなぁと思います。
チェシャを抱っこしてるのを見掛けたプスの逃げ出し方と落ち込み方は、猫ってこんなに感情あるのかなと思う程でした。

プスが男の子で体も大きく力も強いので、チェシャがすっかりプスを避けるようになっちゃって、うちのこなのにレアキャラで、ゴハン食べに戻っても緊張して隅っこに隠れたりしてて可哀想だったんです。
プスにめっちゃ威嚇して、チェシャが一方的に嫌ってる感じでした。
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でも、プスが亡くなる前、珍しく一緒にいることが続いて、仲直りしたのかって凄く嬉しかったんですよね。
猫は死期を悟ると凄く甘えたりするエンジェルタイムというのがあるらしいけど、今思うとあれがそうだったのかなって…。
今後の事を二匹で話し合ってたんだろうか。

プスは本当に前触れのない突然死だと思ったけど、もし何か感じてたなら可哀想だし、気付いてあげられなくて本当に申し訳ない…。

病院行く度に健康状態は太鼓判もらってたので、今でも本当に信じられないけど…。

ともかくチェシャは、ひとりぼっちになってしまったけど、よく顔を見せてくれるようになって、3年ぶりにオウチで伸び伸びリラックスするようになったらしい。
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先日はお墓参りにもついてきてくれました。
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お庭のプスのお墓に挨拶しに行っても、いつのまにか横にいたりする。
何か、本能で分かるんだなぁ。
とても悲しいけど、チェシャが元気でいてくれて良かった。

優しいプスが、チェシャに順番譲ってくれたと思って、今まで隠れて我慢してたチェシャをいっぱい甘やかしてプスの分も幸せにしてあげないとな。
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