凪の箱庭

不妊治療をやめたユルいオタクの雑記ブログ

不妊治療開始と職場異動

今日は健康診断でした。
結果が送られてくるのはまだ先ですが、最後の問診で一通りは説明してもらえました。

聴力も視力も問題ないし、心臓もキレイな波形でよく動いてるし、尿検査も問題なし。
血液も…うん、すごく良いですね。
至って健康だと思いますよ。

って言われました!
まぁ毎年なんですけどね。
私、健康なんです。
特に血液はいつも誉められる!

でも子供はできないんだよねー!って思いながら病院を後にしました。


私の不妊治療の流れの続きに触れたいと思います。
通院することになってすぐ、人工授精することになりました。
初診が生理3日目だったこともあってタイミングよく、翌週に卵管造影とか血液検査して数日後に初の人工授精でした。

卵管造影はガマンできる生理痛程度の鈍痛だったと思います。
検査結果は問題なし。
初診からのスムーズな運びと、卵管造影からの半年間はゴールデン期間というウワサを聞いてたので、これで妊娠できたら最高だなぁ!ってワクワクしていました。
この頃は、まさか2年後もここで不妊治療受けとるとは思ってなかったん。

自治体にもよるみたいですが、私の住んでるところは人工授精では助成が受けられません。
でも一回3万円ほどだし、自腹でも大丈夫な範囲。
とりあえず10回までは試して良いんじゃない?っていう気持ちでした。

まぁ普通は、人工授精で妊娠出来る人は5,6回目までに結果が出るらしいです。

私は不妊治療を始める時に、職場の上司と、一緒に仕事してるメンバーに事情を話しました。
あと、私は派遣社員なので、派遣の担当さんにも。
欠勤で迷惑掛けることになることについて予め説明しておきたかったので。
皆快く受け入れてくれて有り難かったなぁ。
ここでそもそも事情を話せる雰囲気じゃなかったら、後ずっと要らん気を遣うもんな。

職業から病院までは片道30分ほどだったので、丸一日休まなくても通院できそうっていうのも良かったですね。

でも、治療始めた直後に異動の話が出てな…。
病院への道程が倍になるし、異動先がめっちゃ地元の支店だったので嫌だったんです。
仕事が金融系なんですけど、近所の人の通帳の中身とか知りたくないなって。
正職員でもないし、いつまで居るか分からないのにそんなん知られてお客さんも嫌じゃない?!って。

何よりネックは治療に行きにくくなるのが困ったんですが、まぁ人事が全く人の話聞いてくれなくてw
入社1年目の子が妊娠してて産休に入るから、既に人が足りない。
すぐ入ってくれって。
不妊治療始めた言うとるのに、ようそんな無神経なこと言えたなって、呆れましたねー。

なので、異動受けるかわりに仕事量と内容をセーブすること、治療に差し支えると思ったらすぐ辞めることを条件にしたんですが、実際異動しちゃうと根がクソ真面目なので、やっぱ辞めるって言えないのですよ…。

新しい職場のメンバーに、初っぱなからお休み伝えて治療の事情説明するのも、すごいストレスでした。
新しい支店のメンバーも、とても理解ある人達で有り難かったけど、それでも異動した月に体重が3キロくらい落ちて排卵が止まりましたw

くっそ辞めてやらぁ…って気持ちでいっぱいだったけど、人員ギリギリの所に入ってしまったのが間違いだったというか、性格的に辞めるって言えなくて結局続けてます。
福利厚生弱めでいつ切られるか分からない代わりに、多少ワガママ言えるのが派遣のメリットだと思ってるんですが、辞めるって言うのは他のメンバーの負担を思うとなかなか言えないっすわ。

結局、人工授精は8回しました。
そして健康優良児の私ですが、8回目の人工授精空振り後、子宮頸がんの検査に引っ掛かって手術が決まりました。

長くなったので今日はここまで。