凪の箱庭

不妊治療をやめたユルいオタクの雑記ブログ

コロナで読書が捗る週間。

本は紙で読む派です。
読み進めるうちに、過去のセリフとか確認したいときあるじゃん?
そんなときは紙の本が便利。
私のちょっとした特技なんだけど、手に持って読んだ本の、どの辺りにどんな場面が描写されてたか、暫くは覚えてるんです。
このくらいの厚みのとこの、見開きの左の方!みたいな感じで。
印象に残った表現とかセリフとかね。
京極夏彦みたいな情報量多い小説読んでるときに特に重宝する特技。
電子書籍はサンプルしか読んだことないけど、まず読みにくいし本の重みや厚みが感じられないので私の特技が発揮できないw


澤村伊智の『ぼぎわんが、来る』と一緒に買った『ずうのめ人形』『などらきの首』を読まずに積んでたんですよ。
その後に買った十二国記の『白銀の墟 玄の月』を先に読み終えてから、シリーズの戴国関連のを時系列順にまた最後まで読んだりしてるうちに『ゴールデンカムイ』全巻買ってしまったので、なんか興味の新鮮なのを優先しちゃって。

私自身は妊娠もしてないし、コロナに危機感イマイチ湧かないので騒ぎ過ぎ感が否めないんだけど、元々が引きこもり体質なので、アマプラで映画いっぱい観られるし、ミシンも画材もあるし、本も漫画もあるから全然一人でも楽しくお留守番できちゃう。

それに、仮に自分が感染したとして、無症状で無自覚のまま高齢の祖母とかに移ったら嫌なのは確か。

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土日のどちらかは、夫と一緒にお出かけしたりするんだけど、今日はゴールデンカムイ読む夫の横で積み澤村を消化できたねー!

どれもすごい読みやすくて映像が浮かびやすくて面白かった。
澤村さんは、意味の分からん薄気味悪ぃひらがなネーミングが巧いよね。
ぼぎわん、ずうのめ、などらき、ししりば。
なんかムズ痒いような不快感あってイイ。
タイトル見ただけで、読んで由来知りたいなーって思う。
本編の情報の出し方もリズム良くてサクサク入ってきて気持ち良い。
ちゃんと怖いしね!

あと、文の配置で遊ぶ余力とかあって、色々楽しませてくれるなぁ!って思う。
オマージュ作品を作中に堂々と登場させるやり方も好きですよ。
なんか、作家は読者の成れの果てなんだな!って感じでw
好きで書いてる感じがして、怖い話なのに読んでて幸せ。

ホントはねー、今日は楽しみにしてた『fate HF III』を観に行きたかったんじゃけど、公開延期なら仕方ねぇ。

映画といえば『ハーレイクインの華麗なる覚醒』も楽しみにしてたんだけど、予告で、ジョーカーと別れて云々ってセリフ見掛けて急激に熱が冷めましたねー…。
私はキュートでお行儀の悪い女の子が好きなので、単品でもタイプではあるんですが、なんかやっぱりね…ハーレイクインはジョーカーの女!っていう立ち位置が萌えるんですよ。
だからジョーカーの女じゃなくなったオメーに価値はねーからな!!って思っちゃうんだ。
友達に言うたら、言い過ぎって言われたけど。