凪の箱庭

不妊治療をやめたユルいオタクの雑記ブログ

プスとお別れしました。

8/11、夜に妹から電話をもらって駆けつけたら、まだあったかくて眠ってるみたいなプスが母親に抱かれてました。
元気いっぱいだったのに、急に少し吐いて、お庭のお気に入りの木の下に逃げて痙攣して動かなくなったそうです。

嫁に行ってしまったら、たいせつな猫達の死に目に会えないっていうのは時間をかけて覚悟したつもりだったけど、まだ5歳になったばかりで、こんなに早くこんなに突然のお別れなんて思ってなかった。

事故とか、お外でひとりぼっちで死んでしまうより、最後の苦しい一瞬を母親の腕のなかで迎えられたのは良かったと思うより他に、突然死を受け入れる方法なんてない。

プスとチェシャは、5年前に一人っ子のテトちゃんを亡くした直後に保護した離乳前の兄妹猫で、私をペットロスから救ってくれた恩をまだまだこの先10年くらい幸せにしてあげることでゆっくり返すつもりだったのに。

室内飼育に失敗して、お外に出ても良いことになってからは、本当にいきいきと楽しそうに毎日を謳歌してて、そのくせ底無しの甘えん坊ですぐ私や母親を探して回る子でした。
大きくなっても私の肉球を吸うのがなかなかやめられなかったね。

チェシャと比べて要領が悪くて、特に子猫の頃はケガも多くてよく病院のお世話になってた。
それでも6kg超えの立派な男の子に成長して、今が一番良いときだと思ってたのにな。

本当に可愛い子だった。
私たちがプスを大好きな気持ち以上の大好きを、全力でくれる子だった。

チェシャがひとりぼっちになってしまったな。
小さい頃は抱き合って過ごしてたのに、だんだん険悪になってしまって残念だったけど。

朝までゆっくり時間をかけて、だんだん硬く冷たくなっていったけど、ずっと手を握ってたので、肉球がしっとりしてた。
腎不全で少しずつ枯れていったテトちゃんと違って、冷たくなってもちゃんとプスの匂いがした。
なのにもう動かないんだっていうのが意味が分からなくて、埋葬を終えた今でも何だか実感がない。

テトちゃんが眠ってる芝桜の絨毯に、プスも仲間入りしました。
大好きだったおやつや、大好きなお庭の花をたくさん入れてあげた。
それから、私の髪を一房、お願いして持っていってもらった。

もっともっと楽しく幸せにしてあげるつもりだったのに、こんな早く終わってしまってごめんなさい。
うちに来て幸せだったかな?
短い間に他の子の一生分甘えてゴロゴロ鳴いて、ちゃんとお腹いっぱいだったかな?
最初の病院で、育たないかもしれないって言われたのに、5年もうちのこでいてくれてありがとう。

もうあの寂しそうなお見送りや、門の上でのお出迎え、ラブラブの添い寝や、私達を探して鳴きながら走って帰ってくる姿は無いんだな。

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