ブルー・マインド を観たよ。
ちょっと気になってたやつアマプラにあったので観てみた。
これ好きー!
あえて説明しない感じも良い。
思春期の女の子の、何考えてるか本人達にも分かんないあの感じを、うまく雰囲気で表現してる(何様)
登場人物が魅力的で良かったな。
ジアンナめっちゃ好き。
小悪魔かと思ったら天使じゃった。
この映画、ある意味 突拍子もないファンタジーだけど、冒頭のシーンがちょっとあるだけでオチが許容しやすくなってる。
映像と音が水の気配のするダウナー系なのも、良い伏線になってると思う。
そもそも比喩だと思えば何でも許容できる。
でも比喩じゃない方が萌えるので素直にファンタジーだと思いたい。
ラストの母親との会話とか良かったなぁ。
そしてジアンナほんま好き。
人間関係とか、体の悩みとか、その辺りがすごく等身大。
私も自分でホクロ取ったり巻き爪剥いたりしちゃう系なので、とっても共感。
なんか、『毛皮のエロス』思い出した。
時間がゆっくり流れるのに眠くならない映画って凄いよね。
ダウナー系の映像が心地良い人には特にオススメしたい。
ファンタジーってキラキラしがちなイメージだけど、実際もしこの世界とうっかりクロスオーバーしたら絶対怖いと思うん。
『ブルー・マインド』のそういうところも好き。
小野不由美の『十二国記』大好きなんだけど、エピソード0の『魔性の子』なんかモロにそうだよね。
ところで気になったんだけど、フランス人ってオシッコのあと拭かないの…?