ミッドナイトスワン観てきたよ。
単にLGBTのお話というには色々入り組んでました。
結構色々ぶっこんでたよね。
でもお話の軸はブレない意思の強さみたいなのを感じました。
音楽と、草剪くんが素晴らしかったな。
あと新人の女の子がすごい魅力的だった。
そしてバレエの先生めっちゃ好きだった…。
妹がリンク送ってくれた15分バージョンの予告見てから、絶対見に行こうと思ってて、妹と母親と3人で行ってきた。
https://youtu.be/2O8-2DvOxiI
平日の朝イチの回だったけど、ほぼ満席でした!
もうね、見終わって会場出てからも涙と鼻水が止まらんくて、どうしようかと思ったw
マスクはベシャベシャだったので、予備のに替えた。
原作も買っちゃった。
原作も脚本・監督まで同じ人なんだね。
別々の人が担当することで第三者の視点が入って解釈や表現の幅が出る面白さもあるけど、一貫することで伝えたいテーマに芯が通る幸せもあるよな。
予告見たとき、言葉がご近所っぽいなと思ったら主人公の故郷が広島でした。
仁義なきシリーズの舞台でもあるけど、実際どうなの?
あんなにヤクザランドなの?w
言葉は悪いけど民度低かったな…。
でもそういう性質の故郷だからこそカミングアウトして実家に顔を出すハードルが高いっていうのもよく分かって、辛さに拍車を掛けた。
でも、お金持ちでキラキラを強要される日常っていうものの歪さも描かれてて、ただ日々が平和なことがどんだけ恵まれてるかって事を再認識しました。
育児放棄の話聞くといつも思うけど、産んだからって親じゃないよね。
それぞれ事情もあるだろうけど、それはまた別問題だ。
出産したから正義みたいな態度とられると殺意湧くんだけど、たまに産みの親っていうだけで勝ち目のない状況っていうのもあって、そういうの目の当たりにすると辛い。
全然映画の話とズレるけど、不妊治療の技術がどんどん向上して、そのうち産まれたとき男性の体だった人も望めば普通に赤ちゃん産める社会が実現したらええな。
養子は子供のためのシステムで、とても良いことだと思うけど、私みたいに自分のお腹で育てて産むところからスタートする憧れってまた別だと思うから。
凪沙の読んでたマンガが『らんま1/2』で、ほんま水掛けただけで性別変われたら最高よな…。って思った。
悪意に晒されるのも、悪意なき攻撃に耐えるのも、コレジャナイ親切に苦笑するのも辛いな。
結局人は他人を理解できないし、精一杯強くなるしかないなぁ。
凪沙と一果が出会ったのは幸せばかりじゃなかったけど、でもあの二人で良かったなぁ…。